骨粗鬆症検査
骨の健康診断を受けましょう!
(骨粗鬆症検査)
齢をとると骨粗鬆症が発症しやすくなります。
◎骨粗鬆症とは
骨量が減ることで骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
とくに閉経後の女性に多く、骨折をしやすくなる病気です。
骨粗鬆症になっても、すぐに骨折するわけではありません。女性では60歳頃、男性では70歳頃から、骨折が起きやすくなります。とくに背骨の骨折では、身長が低くなり背中が曲がる原因となります。骨粗鬆症による背骨の骨折は痛みを伴わないので、気が付かないことも多く、「いつのまにか骨折」と呼ばれます。
身長が若いころに比べて2cm以上縮んだら、骨粗鬆症による背骨の骨折が起きている可能性があります。
三軒茶屋第一病院では、骨の健康診断として骨量を測定し、さらに、血液検査で骨代謝マーカーといわれる物質を測定し、骨が破壊されている状態を調べ、骨折の危険性を判定します。
骨粗鬆症であることがわかっても、心配はいりません。
生活習慣の改善で骨量の低下を防ぐことは可能ですし、治療薬により骨量を積極的に増やすこともできます。また、骨折の危険性を低下させることも可能です。
骨の健康維持は筋力の維持にもつながります。齢をとっても若いころと変わらない体型を維持し、いつまでも自立した日常生活が送れるよう、骨の健康診断をお受けになることを広くお勧めします。